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日本が世界一の長寿国になれたのは・・・



世界保健機関(WHO)が、06年版の「世界保健報告」を発表した。その報告によると04年の平均寿命が世界で一番長いのは日本・モナコ・サンマリノの82歳で、日本は「長寿世界一」の座を維持し
男女別で、日本女性が86歳で最長寿。男性は日本、アイスランド、サンマリノが79歳で最長寿国。しかも、これから日本は高齢化がピークとなる21世紀中頃まで、65歳以上の高齢者は毎年60万から70万人増え続けます。現在、高齢者は5人に1人弱ですが、2020年過ぎには4人に1人、ピーク時には、3人に1人まで増えます。

平均寿命が全国でトップの沖縄では、肉の摂取量は常に多いのです。昨今では、空気も環境も良い農魚村より、環境が悪い都市に住んでいる高齢者が増えてきました。それは都市に住んでいる人々は、動物性タンパク質を摂取する機会が多いことと無縁ではありません。ご存知の様にファミリーレストランでは、肉中心のメニューばかりです。あるものの本によりますと、動物性タンパク質を多くとると、栄養状態が良くなり、病気の元の感染症もなくなるそうです。栄養状態が解消されると、自然に平均寿命が伸びるのだそうです。


日本が世界一の長寿国なのは、現在も野菜中心の植物性タンパク質60%動物性タンパク質40%で非常にバランス良く摂取されているからで、このバランスの良さは世界中で日本だけだそうです。なぜ、日本では肉が長寿に貢献したのでしょうか?よく必須アミノ酸だとかプロテインと言う言葉を聞かれたことがあると思います。プロテイン(英語:protein)とは日本名でタンパク質のことです。タンパク質は、炭水化物、脂肪とともに動物の三大栄養素の1つです。

鶏肉の脂肪には、リノール酸が多く含まれています。食用油にも含まれるリノール酸のとりすぎは、動脈硬化、心筋梗塞になりやすいので気を付けましょう。諸外国では逆に、肉類が中心の食生活のために、脂肪の多い肉類は好まれません。特に欧米諸国では、鶏肉(ブロイラー)は圧倒的に胸肉が好まれます。ですから、もも肉が多量に残り、安価で日本へ輸入されているのです。日本との違いは、欧米では早くから肉類が中心の食生活なので、いつも動脈硬化性の心臓病や、その他の成人病の危険性があり、また大腸ガンの発生率も高いそうです.

脳卒中の予防には食肉が最大の貢献者であり、現在、日本が世界一の長寿国になれたのは、肉類の摂取量が増えたからなのです。 食肉を食し、日々ストレスをうまく解消して、笑顔で暮らすことを心がけたいものです。





100歳を超える人たちは肉をたくさん食べています!




世界一の長寿国日本のなかでも一番の長寿を誇るのが沖縄です。100歳以上の人の割合が高く、 成人病の死亡率も低いので注目です。その秘密が独特な食文化にあると言われています。 豚肉の使用量が 多いのです。炒め物、豚足の煮込み、豚の角煮、 酢の物、汁物など、あらゆる料理に豚肉が使われています。
もちろん豚肉の消費量は日本一です。

東京都老人総合研究所が行った調査によると長寿な人ほど、動物性タンパク質を非常に高い割合で 摂取しているとの結果が出ています。通常言われていることは老人になったら肉食をやめて、魚に切り替え たほうがよい。などと言われますが見直しが必要です。 肉と魚の割合は歳を取っても1対1で食べることが必要です。

有名な話にハワイの日系人の平均寿命の話があります。 世界一の長寿国として知られる日本に、実に20年前にも平均寿命で達していた人たちがいたのです。 それが、ハワイの日系人です。そればかりか年をとっても健康体で、力仕事もこなしているようです。 そのカギは、気候というよりも食生活に原因があるようです。
穀類、魚類を効果的に摂る日本食に加えて、動物性タンパク質(特に食肉の)を日本人より早くから 多く摂取出来た環境が効果的に作用したとのことです。

年を取っても元気でいるコツは良質の動物性タンパク質を沢山摂ることです。同じ種類の肉でも部位によって成分や食感が違いますから,それぞれの特徹を生かした料理をして下さい。
ステーキやソテー,カツレツなどは50gでは見劣りし,つい量を多くしてしまいがちです。 時にはそれもよいでしようが,基本的には.毎日魚や大豆製品からもたんばく賃をとりたいもの。 野菜といためたり煮たりして,ボリュームアップするなど,他の食品と上手に組み合わせて50gで満定する工夫をしましょう。
長寿者は皆「肉を食べていた」。




バランスよく食事する




食べ物から得られる栄養素には、体を健康な状態に保つための重要な働きがあります。それぞれの栄養素の働きが複雑に関わることで体の状態が健康に保たれているので、食事の内容に偏りがあると、せっかくとり入れた栄養素が十分に働くことができなかったり、余分な栄養素が蓄積されて肥満となり、やがては生活習慣病を招くことにもなります。バランスのよ事を、決まった時間に必要な量だけとることは、健康を維持する基本となります。

癌、脳卒中とともに成人の3大死因とされている心筋梗塞ですが、最も影響の大きいものは、喫煙と高脂血症です。コレステロールというとなんだかワルモノというイメージを持っておられる方もおられるのではないでしょうか。
コレステロールは、人間の体の細胞膜やステロイドホルモン等の成分の1つで、とても大事なものなのです。 しかし、必要以上に摂取すると、血液中のコレステロールが上がり、これらが血管の内膜に取り込まれ、脂肪の固まりを作り、動脈硬化を起こすのです。コレステロールが上がる原因として、摂取の過剰、消費の減少、コレステロールが組織に取り込まれにくくなる等が考えられます。免疫に関係するもの、遺伝的なものなどが関係してくることもあります。

肉の動物性脂肪には、摂りすぎると高脂血症の原因となる不飽和脂肪酸が含まれています。霜降り肉、バター、ベーコン、コンビーフ、ソーセージなどは摂りすぎに注意しましょう。皮を取った鶏肉、ヒレ肉、ボンレスハム等は比較的少ないといえます。ですが、体内のコレステロールは、食物から摂取されるものは20%で、肝臓で作られるものが80%ぐらいなのです。
また、食品から吸収されるコレステロールは40%で、残りの60%は排出されてしまうので、 多少コレステロールを多く摂っても、血液中のコレステロール値には大きな影響を与えにくい こともわかってきました。

これとは別に、食物繊維の多いものは便の中にコレステロールを排出させる作用が強く、血中コレステロールを下げます。同じ繊維でも、果物や海草等の水溶性の繊維の方が、椎茸や野菜等の非水溶性の繊維より効果が高いとされています。また植物性脂肪もコレステロール値を下げるとされています(植物性脂肪の中にも、ココナツ油やヤシ油など、コレステロール値を上げるものもあるので注意してください)。また、 植物性油ばかりで動物性脂肪をとらないと、老化を早め、がんになりやすい との報告があります。

どうしても肉の脂肪を落としたいという場合には、シチューやすき焼きといった、肉の脂肪をそのまま使う料理より、ゆでる、蒸すといった料理法をされると、熱を通す間に脂肪を落とすことができます。また、焼く場合には、フライパンや鉄板で焼くより、網焼きの方が脂肪を落とすことができます。肥満や高血圧も要注意ですが、要は バランスよく食べること が大切なのです。

肉は必要ないでしょうか?



我々日本人は、仏教の影響もあって、江戸時代の間、一般に肉は禁忌とされてきました。牛肉、豚肉が広まったのが、江戸の終わりからというのは、よく知られています。それ以降、肉は食卓にのぼるようになりました。はじめは高級食材として、今ではきわめて一般の食材とされています。また、世界中を見ても、肉を食べる地域がほとんどです。中国では、野菜炒めの中に、たいてい少量の肉が入っています。野菜のとれにくい北欧、ロシアなどもそうですし、イヌイットはカリブーの生き血からビタミンを取っています。フィリピンでは、結婚式など、人が集まる時には、豚1頭をつぶして、その肉から内臓から、全部使っていろいろな料理をします。

一部の学者、栄養士、マスメディア等は、肉類(牛肉)を悪者扱いにして、中高年には「肉」は必要ないとばかりに、植物性タンパク質を摂取し動物性タンパク質は魚から摂りなさい等と言います。
本当でしょうか? 「あれも食べるな、これも食べないほうがいい」そして「中高年になると、肉を辞めて魚を食べろ、甘い物は控えなさい」と言われます。
特に女性は痩せることばかりを考え、太っている人は全員悪いと言わんばかりにマスメディア等は書き立てます。

そして近年自殺者が増えてきました。ある学者によると「20歳代女性の47%は痩せに分類され、総カロリー、鉄、カルシウムの摂取量が所要量に達していない」のだそうです。そして、血液中のコレステロールが低すぎると、自殺者が増える事も分かってきたそうです。

生き甲斐」とは食べる事が最も重要で、食が細ると気力が無くなり、心理的にも大きな幣害が生じてうつ病などになりやすい。 気力がわかない、ふさぎ込む等、つまり気慨が沸いてこないのは、動物性タンパク質が不足するとその様になるのだそうです。

肉や乳製品に濃縮される化学物質が健康上問題ないといっても、それは、我々一代限りにおいてみて、問題がないのか、それとも、200年以上たって、何代も経ても安全なことなのか。一口に安全といっても、時間スケールが違う場合があります。脂身を食べているけど、健康に問題ないという人の場合でも、毎日たくさん食べているのか、1週間に一度、食べているくらいなのか、その頻度や量も問題になります。同じ、毎日食べるにしても、少年期に食べる場合と、老年期に食べる場合でも、身体に対する影響は異なりますし、一日の運動量が異なれば、食べても大丈夫な量もかわります。ですから、「どの程度の量をどの程度のタイムスケールで」ということも結論を出すには大事なのです。

肉が身体に必要な場合もあるようなので、沢山食べる、無造作に飽食することはいけませんが、おおいに 食べなさい と、結論づけます。もちろん、こうした結論は人によって違うでしょう。、肉を絶対食べるべきだとか、食べるべきではないという絶対的な結論はなく、いろいろな見方があることを踏まえて、 自分なりに結論づけましょう。 年を取っても元気でいるコツは良質の動物性タンパク質を沢山摂ることです。

                            

        肉食が最大の貢献者




高齢社会を迎え、要介護高齢者の割合は急速に増加し、これを支える社会的負担の増大と健康寿命の伸び悩みが懸念されている。加齢に伴い歯の喪失や歯周病などによる咀嚼の低下、生活活動能力の低下、慢性疾患の悪化などで容易に低栄養を引き起こし、やがて寝たきりや要介護へと移行していくことが予想される。低栄養は在宅高齢者の約7〜15%にみられ、骨折や転倒、失禁、痴呆などといった老年症候群の1つに挙げられ、早期の低栄養予防をいかに立てるかが緊急の課題である。

話は少しさかのぼりますが、日本での平均寿命が男女共50歳を越えたのは戦後ですが、欧米(先進国)がこの水準を突破したのは、それよりも50年も前でした。いかに日本が遅れていたか、おわかりでしょう。戦前の日本人は、現在の何倍も大豆製品、また、魚貝類・塩干物を多く摂取していましたが、短命でした。死亡原因の第一位は脳卒中でした。そして、 脳卒中の予防には、肉食が最大の貢献者 だと言われています。

それが高度経済成長期に入ってからは、グングンと伸び始めて、1970年代には世界一の長寿国になりました。もちろん、これには医学の進歩も関与していますが、牛乳とともに、牛肉等の畜産物を摂取する量が、次第に増えて行ったのです。
近年は日本も豊かになりましたが、少し前の1970年頃までは、食肉価格も高くて、動物性タンパク質も摂れませんでしたよね。そして我々の食肉業界も、その頃から徐々に輸入の食肉類が多く入荷しはじめて、価格も下がり始めてきました。ファミリーレストラン等の外食産業も急激に増えてきたのはご存知の通りです。

要は、毎日食べている 植物性タンパク質と動物性タンパク質のバランス なのです。戦前戦後は、野菜が中心で、鮮魚は保存の問題で塩干物がほとんど。肉といえば、農家では祭事の時などに卵を産まなくなった雌鶏をシメて動物性タンパク質を補っていました。たまに食べるから、特に脂肪の多いもも肉が好まれる様になったようです。今も黒毛和牛神話の霜降り(サシ)が好まれているのは、その辺りのなごりかもしれませんね。

日本が世界一の長寿国になれたのは、肉類の摂取量が増えたからなのです。平均寿命が全国でトップの沖縄では、肉の摂取量は常に多いのです。昨今では、空気も環境も良い農魚村より、環境が悪い都市に住んでいる高齢者が増えてきました。それは都市に住んでいる人々は、動物性タンパク質を摂取する機会が多いことと無縁ではありません。ご存知の様にファミリーレストランでは、肉中心のメニューばかりです。あるものの本によりますと、動物性タンパク質を多くとると、栄養状態が良くなり、病気の元の感染症もなくなるそうです。栄養状態が解消されると、自然に平均寿命が伸びるのだそうです。

                               

高齢者の食事



・ 主食・主菜を揃えて
主食は大切なエネルギー源であると同時にたんぱく源になります。
主菜となる魚・肉・卵・大豆製品は毎食摂るようにしましょう
・ 食べたい物を食べたいときに!
少量づつでも何度にもわけて食べたいとき食べるようにしましょう
・ 栄養補助食品を上手に使って!
摂取量が十分でないときは 少量で栄養が確保できる※栄養補助食品を利用ましょう
・ 自分の力で食事をとる
食事の自立は生きることの自立につながります
・ 食欲を増す工夫をする
楽しい雰囲気で食事をするが大切です

全体人口のなかで65歳以上の人口が7%を超えた社会を高齢化社会と呼び14%を超えると高齢社会と国連で定めています。日本は1970年に7%を超えその後1994年には早くも14%を超えて高齢社会のなかまいりをしました。 2003年現在で100歳以上は、2万人にも達しています。 いまや認知症(痴呆)老人は100万人以上に達し、85歳以上では女性30%、男性22%に痴呆症状があるといわれています。原因として脳の血管が詰まったり破れたりする血管性痴呆、老化により脳が萎縮して発病するアルツハイマー型認知症とで9割をしめるとも言われます。

  高齢者が健やかに生きるためには どのような栄養管理が必要となるのでしょうか?  高齢になると 摂取する食品や献立が単一的になりがちで どちらかというと 食べやすい糖質 が中心の食事となり 栄養のアンバランスがおこりやすくなります。味覚の低下がおこるために 味付けの濃いものを好むようになり 塩分や砂糖分の摂取量が多くなります。また 咀嚼・燕下が困難になるので 堅い物や繊維の多い物を避けるために 肉・海藻・果物・野菜などが不足しがちです。あっさりした淡泊なものを好むために脂質の量が減ってきます。このようなことから 一般的には 特に良質たんぱく質・脂溶性ビタミン・鉄・カルシュム・食物繊維などが不足しがちとなります。


最近の研究では、痩せすぎは早死ににつながると言われています。中高年になると気を付けていても、いつの間にかおなかが出てきます。食事に気を付け、脂肪分を摂りすぎない、スポーツを始める等、いろいろとやってみても、中高年になると太るのは仕方がありません。自然の成り行きで食事療法をいくら行っても、おなかを引っ込めるには、腹筋の筋力トレーニングしかないそうです。また70歳をすぎると体重は自然に低下していくのだそうです。ただ、極端に体重が低下していく場合は、栄養状態が悪化して老化が進んでいるか、ガン等の病気にかかっている恐れがあるそうです。ぜひ医師の診断を受けてください。
本当に肉食が身体に悪いかどうか、お考えいただく材料にはなったのではないでしょうか。できるだけ、自分の身体は自分で把握したいものです。健康、それは私たち生きるものにとって永遠のテーマです。過剰な健康ブームがもたらした「健康になれるなら死んでもいい」などというジョークは、既に心の健康を失ってしまっていることを感じて、どうも笑えません。心あっての身体、身体あっての心です。


同じ高齢者でも生理的な老化の程度や食習慣・嗜好・性格・家庭環境には個人差があるので ひとりひとりの状態をよく把握して個人に合った配慮のある食事にするように心掛けることが必要となります。
 



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